ASUS X200MA-B購入

はじめに

かなり前に買ったノートPCの調子が悪くなった。
モバイルでプログラミングできる環境がなくなったので、手頃なノートPCを探した。
ちょうど、アマゾンで2k円引きキャンペーンやっていたのでASUSのX200MA-Bを約30k円で買ってみた。
以下、本機をこの正月の帰省で使ってみた感想を書く。

なお、同一の価格帯にHP Stream 11(26k円、11.6インチノングレア液晶、メモリ2GB、ストレージ32GB SSD)があるが、「直販のみ」「送料が3k円もかかる」「メモリが2GBしかない」のでやめた。
3万を切る価格と宣伝しておいて送料を足すと税込み31k円は腑に落ちない。
それなら、お金を本体に少しでも回して、送料無料のほうがいい。

仕様

ディスプレイ11.6インチグレア液晶(1920×1080)
CPUCeleron N2830(2.16GHz 2コア)
メモリ4GB
ストレージ500GB(HDD)
SDカードSDXC/SDHC/MMC
OSWindows8.1 with Bing 64bit
無線LAN100BASE-TX/10BASE-T
有線LANIEEE802.11b/g/n
Bluetoothなし
I/FD-SUB/HDMI/USB2.0×2/USB3.0×1/イヤホンジャック

かつてのネットブックはメモリが1GBしかなく、使いづらかったが本機は4GBあるのが良い。

似たような機種だとストレージが32GB程度のSSDでソフトを入れる余裕がなかったりする。
HDDとはいえ、500GBあれば気にしなくて済む。
動作は遅くなるが、そもそも非力なので割り切りが大事だ。

Bluetoothがないのが残念だが、必要になったらUSBのドングルでも挿せばいいので気にしない。

D-SUBはプロジェクタがいまだにこれしか受け付けなかったりするので、地味に便利だ。
標準のHDMIもあるので、適当なモニタにも繋ぎやすい。

セットアップ

Windows8の罠

箱から取り出してアダプタを接続して起動するだけ。
Microsoftのアカウントと連携しろ、と表示される。
氏名などを入力して新しいアカウントをセットアップする。

ただし、Windows8の罠がここにある。
ユーザ名のフォルダがC:\Users以下に作られるのだが、素直に氏名を入力してはいけない。
例えばユーザ名が「山田太郎」なら「太郎」となり、エラーが多発する。
最近はやりのUnityをインストールしてこの罠にはまった。

いろいろと操作すればフォルダ名のみを変えることもできるようだ。
ASCII.jp:Windows 8でローカルのユーザーアカウントを作り直す (1/2)|Windows Info

しかし、一番簡単な解決法は、外国人的な偽名もしくはアルファベットで名前を入力することだ。
Windows8でこの問題が出ていたはずなのに、Windows8.1での改善がない。
「ローマ字でユーザ名にふりがなを指定させ、それをフォルダ名にする」など、いくらでも対処法はありそうなのに。

設定を変更

Windowsの設定を変更し、レスポンスを少しでも早くする。

  • 詳細設定をカスタムにし、「フォントを滑らかにする」などの必要最低限の設定
  • 仮想メモリを「4096MB」固定に設定
  • 余っていたSDカードを挿入し、ReadyBoostで「4096MB」を割り当て
  • コンピュータの簡単操作センターから「コンピュータを見やすくします>画面上の項目を見やすくします>必要のないアニメーションは無効にします」にチェック

プリインストールアプリの削除

ゴミを消す。

  • 標準でKINGSOFTのMSOffice互換ソフトが入っているが、容量の無駄なので削除
  • McAfeeもいらないので削除
  • その他、ASUS関連の不要なソフトも消す
幸い、ゴミはそれほど多くないのですぐに終わる。
タッチパネルのユーティリティは使うかもしれないので残しておいた。

必要なアプリのインストール

今回は以下のソフトをインストールした。
TwitterクライアントFlantter.Cascade(Metroアプリ)
テキストエディタOtbEdit, サクラエディタ
ブラウザGoogleChrome
日本語IMEGoogle日本語入力
ウイルス対策AVG Anti-Virus Free
Metroアプリを初めて使ったが、フリップ表示(画面を2分割して表示)が便利だ。
デスクトップ側で最大表示しても画面分割されているので使いやすい。
左でプログラミングしながら右でTwitterを表示したりできる。

感想

値段なりの作りで、目立った欠点はない。
ハードのスペックは低いが、値段が値段なので基本的にパーツの換装などは行わないのがベターだろう。

スペックの必要なグラフィックなどの作業は荷が重い。
また、普段使っているデスクトップPCに比べて解像度が低いのでその面でも向かない。

とにかく安いので、モバイルでラフに使うには持ってこい。
非力ではあるが省電力の設定を詰めれば、6時間ぐらいバッテリー運用できる。
したがってテキストベースの作業に向く。

用途を間違えなければよいサブノートといえる。