2015/01/04

ASUS X200MA-B購入

はじめに

かなり前に買ったノートPCの調子が悪くなった。
モバイルでプログラミングできる環境がなくなったので、手頃なノートPCを探した。
ちょうど、アマゾンで2k円引きキャンペーンやっていたのでASUSのX200MA-Bを約30k円で買ってみた。
以下、本機をこの正月の帰省で使ってみた感想を書く。

なお、同一の価格帯にHP Stream 11(26k円、11.6インチノングレア液晶、メモリ2GB、ストレージ32GB SSD)があるが、「直販のみ」「送料が3k円もかかる」「メモリが2GBしかない」のでやめた。
3万を切る価格と宣伝しておいて送料を足すと税込み31k円は腑に落ちない。
それなら、お金を本体に少しでも回して、送料無料のほうがいい。

仕様

ディスプレイ11.6インチグレア液晶(1920×1080)
CPUCeleron N2830(2.16GHz 2コア)
メモリ4GB
ストレージ500GB(HDD)
SDカードSDXC/SDHC/MMC
OSWindows8.1 with Bing 64bit
無線LAN100BASE-TX/10BASE-T
有線LANIEEE802.11b/g/n
Bluetoothなし
I/FD-SUB/HDMI/USB2.0×2/USB3.0×1/イヤホンジャック

かつてのネットブックはメモリが1GBしかなく、使いづらかったが本機は4GBあるのが良い。

似たような機種だとストレージが32GB程度のSSDでソフトを入れる余裕がなかったりする。
HDDとはいえ、500GBあれば気にしなくて済む。
動作は遅くなるが、そもそも非力なので割り切りが大事だ。

Bluetoothがないのが残念だが、必要になったらUSBのドングルでも挿せばいいので気にしない。

D-SUBはプロジェクタがいまだにこれしか受け付けなかったりするので、地味に便利だ。
標準のHDMIもあるので、適当なモニタにも繋ぎやすい。

セットアップ

1.Windows8の罠

箱から取り出してアダプタを接続して起動するだけ。
Microsoftのアカウントと連携しろ、と表示される。
氏名などを入力して新しいアカウントをセットアップする。

ただし、Windows8の罠がここにある。
ユーザ名のフォルダがC:\Users以下に作られるのだが、素直に氏名を入力してはいけない。
例えばユーザ名が「山田太郎」なら「太郎」となり、エラーが多発する。
最近はやりのUnityをインストールしてこの罠にはまった。

いろいろと操作すればフォルダ名のみを変えることもできるようだ。
ASCII.jp:Windows 8でローカルのユーザーアカウントを作り直す (1/2)|Windows Info

しかし、一番簡単な解決法は、外国人的な偽名もしくはアルファベットで名前を入力することだ。
Windows8でこの問題が出ていたはずなのに、Windows8.1での改善がない。
「ローマ字でユーザ名にふりがなを指定させ、それをフォルダ名にする」など、いくらでも対処法はありそうなのに。

2.設定を変更

Windowsの設定を変更し、レスポンスを少しでも早くする。

  • 詳細設定をカスタムにし、「フォントを滑らかにする」などの必要最低限の設定
  • 仮想メモリを「4096MB」固定に設定
  • 余っていたSDカードを挿入し、ReadyBoostで「4096MB」を割り当て
  • コンピュータの簡単操作センターから「コンピュータを見やすくします>画面上の項目を見やすくします>必要のないアニメーションは無効にします」にチェック

3.プリインストールアプリの削除

ゴミを消す。

  • 標準でKINGSOFTのMSOffice互換ソフトが入っているが、容量の無駄なので削除
  • McAfeeもいらないので削除
  • その他、ASUS関連の不要なソフトも消す
幸い、ゴミはそれほど多くないのですぐに終わる。
タッチパネルのユーティリティは使うかもしれないので残しておいた。

4.必要なアプリのインストール

今回は以下のソフトをインストールした。
TwitterクライアントFlantter.Cascade(Metroアプリ)
テキストエディタOtbEdit, サクラエディタ
ブラウザGoogleChrome
日本語IMEGoogle日本語入力
ウイルス対策AVG Anti-Virus Free
Metroアプリを初めて使ったが、フリップ表示(画面を2分割して表示)が便利だ。
デスクトップ側で最大表示しても画面分割されているので使いやすい。
左でプログラミングしながら右でTwitterを表示したりできる。

感想

値段なりの作りで、目立った欠点はない。
ハードのスペックは低いが、値段が値段なので基本的にパーツの換装などは行わないのがベターだろう。

スペックの必要なグラフィックなどの作業は荷が重い。
また、普段使っているデスクトップPCに比べて解像度が低いのでその面でも向かない。

とにかく安いので、モバイルでラフに使うには持ってこい。
非力ではあるが省電力の設定を詰めれば、6時間ぐらいバッテリー運用できる。
したがってテキストベースの作業に向く。

用途を間違えなければよいサブノートといえる。

2014/05/02

イヤーピース自作の手順

まえがき

プアオーディオ派として避けて通れない、イヤーピース自作の手順を紹介してみる。

コンプライは1ペア500円ぐらいする。
自作するとはるかに安上がりなので、暇があれば挑戦してほしい。

ただし、イヤーピースは耳の奥まで入れるものであるから、すっぽ抜けると最悪病院行きになることを理解した上で、自己責任で作成してほしい。

準備物

(左から)熱収縮チューブ、竹串、ライター、ハサミ、穴あけポンチ、トンカチ、捨て板
基本的には上記の写真にあるような、どこのご家庭でもある工具と接着剤(写真に撮り忘れた)があればイヤーピースを自作できる。

熱収縮チューブがない場合は、イヤホンに合う適当なイヤーピースからチューブ部分だけ分解してリサイクルしてもよい。
なお、イヤーピース自作ではチューブを省略しているものが多いが、すっぽ抜けの確率が高まるのでおすすめしない。

捨て板は穴開け時に机や床を保護するためのもの。ある程度の厚みがあれば、かまぼこの板でも雑誌でも何でもOK。

イヤホンとイヤーピースの材料になる耳栓
耳栓は低反発のものを選ぶ。ここでは、以下の2種を用意した。
  • 3M社の1100(見た目が派手、装着感がよいが、遮音性はそこそこ)
  • Moldex社のCamoPlugs(見た目が地味、装着感がやや劣る、遮音性は高い)

通販だと5ペアか10ペアで売っている事が多く、1ペア50~100円ぐらいで入手できる。
Moldexなら複数種類が1ペアずつ入ったお試しセットもあるので、まずはそれで作ってみると最適な耳栓が見つかると思う。

イヤーピースを作成するイヤホンはオーディオテクニカのATH-CK100とした。すでに純正イヤーピースはディスコン(廃版)となっており、入手できないため。

作成手順


竹串に適当な長さの熱収縮チューブを通して、ライターで熱する
このときに、対象のイヤホンにチューブだけ差し込んでみること。
ある程度、きつくないとイヤーピースが外れるおそれがあるので、微調整する。
チューブが縮みすぎる場合は竹串に適当な紙を巻き、そこにチューブを通して熱すると良い。


耳栓を切る
耳栓が長すぎると音がもやっとする上に低音が強調されてしまうので、適度な長さにすること。

耳栓を立てる

上から垂直に潰す

潰れている間にポンチをトンカチで叩いて中心に穴を開ける
とにかく、潰してからの作業は急ぐこと。
さもないと、耳栓が膨らみ、垂直に穴を開けるのが難しくなる。


穴を開けたところ

耳栓に接着剤を少量流し込む
接着は穴を開けてから、しばらく待って元の大きさになってから行うこと。


熱収縮チューブを押しこむ
このとき、チューブを0.5mmぐらい露出させておくと、イヤホンへの装着が楽になる。


チューブ内に接着剤がある場合は竹串で拭っておくこと
このとき、あとは、接着剤が固まるまで待って完成。



イヤーピースのテスト(重要)


※耳の中から取れなくなる危険があるので、使用前のテスト必須
テストの項目は以下のとおり。

(1) 本体に差し込んだとき、緩くないか?
 熱収縮チューブが太い、もしくは加熱不足で収縮が不完全。
 径の細い熱収縮チューブを使うか、よく加熱して収縮させること。

(2) 本体から外した時、チューブと耳栓が分離しないか?
 接着剤が不十分、もしくは接着剤が固まる前に使用している。
 十分な量の接着剤を使い、固まってから使用する。
 また、接着剤の種類が悪いとうまく接着できないので、変えてみる。

(3) 装着してみて、音が聞こえない、もしくは音が小さい
 接着剤でイヤーピースの穴が塞がっている可能性が高い。
 竹串で貫通させてみること。

あとがき

イヤーピースの自作のメリットは、安価に作成できることだ。
自分にあった素材(耳栓)を選択でき、イヤーピース自体の長さも自由自在になる。
また、イヤーピースが入手できないイヤホンを蘇らせることができる。

イヤーピースの自作のデメリットは、危険性が高いことだ。
イヤホンを外すときにイヤーピースがすっぽ抜けると、最悪病院行きとなる。
安価なものだから、長く使わず、こまめに新しいイヤーピースを使うようにするのがベター。

参考

2014/04/06

Anker5ポート8A出力USB-ACアダプタ購入


以前から話題になっていたAnkerの5ポートUSB-ACアダプタの新型が出たらしい。
2ポートのUSB-ACアダプタを3つ使用しているので、集約できるのではと考え、購入してみた。

アマゾンにて2.5k円だった。

Amazon.co.jp: Anker 40W 5ポート USB急速充電器 ACアダプタ PowerIQ搭載 iPhone5C/5S/5/4S/4/iPod/iPad/Xperia/GALAXY/ウォークマン等対応: 家電・カメラ

旧型は2.0k円なので若干高い。違いは後述する。

開封の儀

シンプルなデザイン。こういうの嫌いじゃない。

内容物
 説明書(各国語)、メガネケーブル、本体。

本体
手のひらサイズで思ったよりも小さい。
表面はさらっとしており、つや消しされた黒だ。

下部
 本体とコンセントはメガネケーブルで接続する。

上部
 5ポート合計8A出力のUSBポートがある。

従来は高出力ポートと低出力ポートの使い分けが必要だったが、新型は機器をどのポートに差しても高速に充電できるように改良されている。

仕組みは言葉にすると簡単で、ポートごとに5Vをその機器に必要なアンペア数で出力している。この機能をAnkerはPowerIQと呼んでいるようだ。

折角5ポートもあるのに充電時にいちいちどのポートに差すか考えたくはないので、旧型との差額分以上の価値があるのでは。

レビュー

5ポート接続
タブレットPC、スマフォ2台、DAP2台を同時に充電してみた。

特に問題なし。充電のスピードも早い。
安物のUSB-ACアダプタによくある、AC-DCコンバータのキーンという耳障りなノイズや異常な発熱もない。

欲を言うともう少し、USBポートの間隔に余裕があると抜き差しが楽だ。

耐久性の評価はまだこれからだが、USB充電機器のあふれている昨今、これは一人一台持っていてもいいのではないだろうか。

追記(2014/05/11)

分解した人の情報(Anker 40WUSBアダプタは 1ポートあたり2.4A以上使用すると 死ぬ。 )によると、2.4A以上の過電流で各ポートのヒューズが飛ぶらしい。
電流制限しているか怪しい機器をつなぐときは注意が必要かも。

2014/03/16

Nexus7(2012,32GB,Wifiモデル)購入

今まで愛用していたAcerのICONIA A700がモタつくように感じていたため、AndroidタブレットをAsusのNexus7(2012,32GB,Wifiモデル)に買い替えた。

購入検討

割と安いタブレットはたくさんあるのだが、
  • クアッドコア
  • 7インチ以上
  • Android4.x
  • Rootが取れる
  • ブラウジングがサクサクできること
  • どうせまた買い換えるので、価格は20k円ぐらい
  • 困ったときに調べやすいので、ユーザが多い
という条件を考えると、中華タブレットは論外。
次点のAsusが出している低価格タブレットもレスポンスがいまいちらしい。

結局、人気のあるNexus7にしようと思ったのだが、2013モデルは16GBで28k円超。
ただし、2012モデルは型落ちのためか、14k円でたたき売りされている。
しかも、内蔵ストレージ16GB版よりなぜ32GBのほうが安い(アマゾンにて)。

「ありのままに~」というポルナレフ状態。
ええい、ままよと購入してしまった。

購入後の作業

さっそくNexus7に火を入れて(死語)、初期設定をする。
Android4.4(Kitkat)までアップデート。
必要そうなアプリをインストール。
その後、Rootを取る作業に移る。

ASUS Google Nexus 7 wiki - ROOT関連を参考にツール(Nexus Root Toolkit v1.8.1)でささっとRoot化。
英語もなんとなくで操作できるレベル。

手順:
  1. ブートローダをアンロック
  2. Root化
  3. バックアップを取る
  4. おしまい
先人の知恵により、ウィザードに従って進めるだけで良い。
操作よりもバックアップなどの待ち時間のほうが長いぐらいだ。
マイナーなタブレットだったら情報収集だけでも手間取りそうなので、ありがたい。

レビュー

ブラウジングのレスポンスは問題なく、サクサク動く。
下手に中華タブレットや他の低価格タブレットを買うよりは手堅い。

現状は以下のRoot用アプリを導入して事足りている。
とりあえずカスタムROMまでは入れなくても良さそう。
  • xposed frameworkとApp Settings(アプリごとのDPI、フルスクリーン等の設定)
  • Adblock Plus(広告ブロック)
  • No-frills CPU Control(CPU設定)
若干、放置している際の電池の持ちが悪い気がするので、未使用時にWifiの切断とタスクキルするアプリを導入し、経過を観察したい。

2013/03/09

Klipsch Image X10購入

KlipschのImage X10とcowonのSOUND CAPSULEのパッケージ外観
KlipschのImage X10とcowonのSOUND CAPSULEのパッケージ
Klipsch(クリプシュ)製のイヤホン、Image X10を購入したので、感想をメモ。

概要

  • シングルBA型
  • 小さい、軽い(10g)
  • 装着感が良い(長時間のリスニングに最適) 
  • 110dB/1mW、 5~19000Hz、50Ω
  • L字プラグ、ケーブル長1.25m
非常に装着感が良く、長時間つけっぱなしにしても耳が痛くならないのが、最大の特徴。
本体が小さいことに加え、楕円形のイヤーピースを採用しているのがポイント。
ちなみに、プラグはL字というよりは緩やかな「へ」の字型。

サイズやプラグの形状は公式Webサイトの写真を参照のこと。

購入

アマゾンで国内正規品が約19000円。並行輸入品が約14000円。
偽物が存在するという噂もあるので、堅実派は国内正規品のほうがベターかも。

本体の特長

  • コードスライダーあり
  • LR判別用の突起なし
  • SHURE掛け可能
LRが暗い所で容易に判別できないのは、個人的に大きなマイナスポイント。
判別できるようにL側に突起をつけるなどの工夫が欲しかった。

付属品

  • イヤーピース(「Ear Gels」:楕円形のシリコン製イヤーピース)
    • シングルフランジはS/M/Lサイズがあり、Mはイヤホンに取り付け済み
    • ダブルフランジはS/Lサイズのみ
  • クリーナー
  • 飛行機用アダプタ
  • 標準プラグアダプタ
  • 収納ケース
付属品はひと通りのものが揃っており、文句なし。
初期の頃は、DAPごと収納できるような大きめのケースもついてきたとか。
現状ではイヤホンを収納できるケースのみ付属。

視聴

イヤーピースは装着感を重視してシングルフランジのMを選択。
ダブルフランジのほうが遮音性は高いが、装着感は劣る模様。

iPod touch(4th)  →  イヤホン
という構成で視聴。

やや低音が多く、しかもぼやけているように聞こえる。
一般的にはフラットといわれているようだが、オーディオテクニカの音に慣れているせい?

 なお、こんもりした低音は「SOUND CAPSULEをはさむと改善される」という情報を得たので試してみたところ、低音が抑えられ、改善された。

このサイズにしては音も装着感も良いので、長時間の電車移動には向いていると思います。
あとは装着感的には、 寝ホンとして使うことも可能かと(しかし、壊しそうで怖い)。

2012/06/16

HA-FXD80-Z購入

HA-FXD80-Zパッケージ
HA-FXD80-Zパッケージ


先日、JVC(ビクター)から発売された、イヤホンHA-FXD80-Zを購入したので、感想をメモ。

概要

  • ダイナミック型
  • 振動板はカーボンナノチューブ
  • ユニットが耳穴に入る構造(ダイレクトトップマウント構造) 
  • 102dB/1mW、 8~25000Hz、20Ω
  • L字プラグ 、ケーブル長1.2m
振動板がカーボンナノチューブという時点で超合金的なロマンを感じてしまった。
また、ユニットからノズルを通さずに、ダイレクトに音を届ける、ダイレクトトップマウント構造にも興味があったため、発表時に購入を決定していた。

購入

アマゾンで6300円ちょっとだが、 ポイントが10%つくのでほぼ同じ価格となるヨドバシカメラで購入した。面倒ならヨドバシ・ドット・コムという手もある。
そのうち通販のほうが安くなるはずなので、急がない人は待ってもいいはず。

開封

保証書が半分箱の外に露出しているので、それを抜き取ってから開封すること。
さもないと中の箱が出てこない、と焦る(体験談)。
また、本体がケースにしっかりと固定されているのは良いが、外すときにダメージを与えそうで怖かった。

本体の特長

  • コードスライダーあり
  • LR判別用の突起あり(L側)
  • SHURE掛け可能

付属品

  • イヤーピース(S/M/Lがあり、Mはイヤホンに取り付け済み)
  • コードキーパー
  • クリップ(コード固定用)
  • 収納ポーチ(ベロア調)
おまけもたくさん入っている。
イヤーピースに素材や形状のバリエーションがあるとなお嬉しい気がするが、この値段ならば十分豪華。 

視聴

COWON S9 → iBasso D12Hj → イヤホン
という構成で視聴。

感想としては、ややドンシャリで高音よりのイヤホン。
高音がシャリつくし、サ行が刺さる。
同じダイナミック型である、ゼンハイザーのIE8と比較するとそれがかなり顕著で、低音もやや少ない。
ただ、解像度や広がりは十分あるので、エージングして高音がもう少し落ち着けば、良機といえる。
  • 高音を重視したい
  • イヤホンに1万円以上出費したくない
  • しかしなるべく良い音で聞きたい
という層にはぴったりな製品だと思う。
値段以上の音質であるし、付属品にもお得感がある。
若干安い下位のモデルもあるが、値段差が少ないのでどうせならこちらを買うべき。

2012/02/08

JavaScriptにおける数値と文字列の相互変換

JavaScriptにおける(変な)数値と文字列の相互変換の方法のまとめ。
使い古されたものばかりなので、かなり既出。
基本の方法だけ使ったほうが、安全かつ美しいコードが書けるのでトリビア扱いで。

数値→整数編

ビット演算は符号付き32bit整数として扱われることを利用したテクニック。
一歩間違うと小数の誤差やらオーバーフローにはまってしまう、諸刃の刃。
//基本
Math.floor(n);
//-1とAND
n&-1;
-1&n;
//0とOR
n|0;
0|n;
//0とXOR
n^0;
0^n;
//0回シフト
n>>0;
n<<0;
//2回補数を取る(=もとに戻るので整数化の効果のみ残る)
~~n;

文字列→数値編

算術演算を行い、演算子の前後の項が数値であるという仮定から数値化するテクニック。
//基本
Number(str);
parseFloat(str);
//0を引く
str - 0;
//足すと文字列の連結となってしまうためできない!
0 + str;//0 + "1" == "01"
str + 0;//"1" + 0 == "10"
//1で割る
str / 1;
//1をかける
1 * str;
str * 1;
//正の数とみなす(これの理由は後述)
+str;
//無限大の剰余(割った余り)。n/無限大の商は0で、余りがnになることを利用
//str / 1のほうが手っ取り早いのであんまり意味はない
str % Number.POSITIVE_INFINITY;
str % (1 / 0);//0で割るとInfinityになるため
+strが出来る理由は、ECMA-262 3rdの11.4.6(単項の+は項を数値化する)があるから。
感覚的には"単項の-nがn*-1を行う"ので"単項の+nはn*1を行う"と考えるとわかりやすい。
つまり、
//2回負の数とみなす(2回符号を反転。つまりstr*-1*-1 = str*1)
-(-str);
こんな無駄な方法も一応可能。
ただし、--strのように書くとデクリメントになるので注意。

また、文字列を整数にしたい時は以下のような方法も可能。
//基本
parseInt(str, 10);
//-1とAND
str&-1;
-1&str;
//0とOR
str|0;
0|str;
//0とXOR
str^0;
0^str;
//0回シフト
str>>0;
str<<0;
//2回補数を取る
~~str;

数値→文字列編

数値化に算術演算子を用いたときの逆の考えで可能。
文字列を要求する項は文字列として扱われることを利用する。
//基本
String(n);
//十進数化(10は省略可能)
(n).toString(10);
//限りなく存在感の薄い子その1(引数省略でn.toString()と同等)
(n).toPrecision();
//限りなく存在感の薄い子その2(引数省略で小数第一を四捨五入した文字列になる)
(n).toFixed();
//""(長さ0の文字列)と連結する("01"+2が"012"になる原理)
"" + n;
n + "";

どうでもいいおまけ

小数第一位で四捨五入してみる。
//基本
Math.round(1.5);//2
Math.round(1.4);//1
//四捨五入になる仕様らしい(でも全有効桁数指定なので汎用性がない)
(1.5).toPrecision(1);
(1.4).toPrecision(1);
//同じく四捨五入(こっちは小数点以下の有効桁数指定なので汎用性がある)
(1.5).toFixed();
(1.4).toFixed();
//古典的な手法(0.5足してから整数化。数値→整数編の他の方法も可)
(1.5 + 0.5)|0;
(1.4 + 0.5)|0;

まとめ

いろいろとカオスな方法で文字列と数値は相互に変換できる。 主な利点は以下の2つ。
  • コードが短くなる
  • 高速に動作する
コードを短くできると、ショートコーディングにはかなり便利(というか、むしろ必須)。
高速であることはおそらく、プロパティへのアクセス(ドット演算子は遅い)や関数を呼ぶコストなどなどが絡んでくるため。
数値演算まわり(Math.floorなど)はビット演算がかなり効いてくるので、時間的にシビアな場合は活用できるかと。

このあたりの検証は適当に検索すればベンチマークがたくさんあると思うので割愛。
こういうちょっとした部分でのパフォーマンスの違いは、JSエンジンの進化が何とかしてくれることを期待してるんだけど、意外にしぶとい……。